1.当院のアライナー矯正治療の特徴

むし歯・歯周病をゼロにして綺麗な歯並びに

矯正治療中に、虫歯や歯周病で歯が悪くなることが、しばしば報告されています。矯正装置によって、虫歯菌や歯周病菌が増えることが原因です。 綺麗な歯並びになっても、虫歯や歯周病になってしまっては意味がありません。そのため、まずはむし歯や歯周病を徹底的に治療、予防し、矯正治療中も虫歯と歯周病の予防を徹底します。当院の矯正治療では、虫歯や歯周病になることは、ほとんどありません。

 安全な治療を行うための設備

当院ではCTやセファロ(矯正専用のレントゲン)、デジタル口腔内スキャナーを活用し、安全で確実な治療を行っています。デジタル口腔内スキャナーは従来のアナログ材を使用した歯型取りよりも患者様の負担や不快感を軽減することができます。また、デジタル口腔内スキャナーで撮影した口腔内を3Dで表示することができるので歯並びはもちろん、あらゆる方向から歯の状態を認識することができます。CTを取ることで、歯と骨の位置を確認し、矯正治療中に歯や骨が病的に溶けることを予防します。

口腔機能を向上させ、美しいスマイルを得ることが出来ます。

口の周りや顔面の筋肉、舌の機能を向上させるトレーニング(筋機能訓練)を行います。食べる機能が向上し、美しいスマイルに改善します。

2.当院のアライナー矯正の特徴

アライナー矯正とはマウスピース型の矯正装置を使った矯正治療です。
約1~2週間毎にアライナーを交換して歯を動かしていきます。

アライナー矯正の特徴として主に3つあります。

3.当院で取り扱うアライナーについて

 ~クリアコレクト~

インプラントを取り扱うストローマン社から開発されたマウスピース型の矯正装置です。
多くの症例に対応していることから当院のアライナー矯正はクリアコレクトを推奨しています。

 ~インビザライン~

1990年にアメリカのアライン・テクノロジー社から開発されました。
世界的にシェアされており、100か国以上の国々で提供されています。

アライナー矯正治療の流れ

① 虫歯・歯周病の予防と治療

矯正治療で歯並びが良くなったとしてもむし歯や歯周病で歯が悪くなっても意味がありません。当院ではむし歯や歯周病を予防しながら矯正治療を行っていきます。歯並びを整えるだけではなく、機能的な口腔内を作ります。

② 矯正初回診査(2回程度)

初回診査ではCTやレントゲンを撮影して骨格を調べます。また、舌や頬の筋力、噛み合わせの癖などを診査しながら歯並びが悪くなった原因を考えていきます。

③治療計画・アライナーオーダー

初回診査で採取したデータをもとに治療計画を作成します。3Dの治療計画ソフトを使用して治療開始から終了までの歯の動きやおおよその治療期間をシミュレーションしていきます。シミュレーション後は治療計画を元にアライナーをオーダーし、患者様専用のアライナーが作成されます。

④矯正治療・筋機能訓練

矯正治療が始まると約1~2週間毎でアライナーを交換して歯を動かしていきます。また、筋機能訓練で口周りや舌の筋力トレーニングを行います。

(筋機能訓練については「咬合育成」をご覧ください)

約1~2年で矯正治療が終了します。歯並びと共に正しい食べ方や飲み方、呼吸の仕方を整えていきましょう。

⑤保定装置装着

歯列が綺麗に並び、矯正装置が必要なくなった後は保定装置(リテーナー)を装着します。矯正装置を外した直後は歯槽骨が安定していないため歯が動きやすく、元の位置に戻ろうとします。このような後戻りを防ぐために保定装置を装着し歯の位置を安定させます。整った歯並びを維持するようにしっかりと保定装置を装着していきましょう。

大人の矯正 症例

症例1
術前 術後

顎の成長不足により小臼歯が歯列のカーブに入り切れておらず上の前歯が出ていました。また、右下の奥歯は交差してかみ合っていませんでした。
アライナー矯正と咬合育成によって、咬合育成後、小臼歯は歯列のカーブにおさまり、右下の奥歯を含めてすべての歯が正しく噛んでいます。もちろん、虫歯や歯周病はありません。

症例1
術前 術後

上下の前歯がかみ合っておらず、隙間が空いており歯列が乱れていました。
アライナー矯正と咬合育成によって、歯列が整い前歯がしっかりと噛むようになりすべて歯が正しく噛むようになりました。もちろん、虫歯や歯周病はありません。

症例1
術前 術後

顎の成長不足により歯列が乱れていました。舌癖があり歯が正常にかみ合っておらず隙間がありましたが、筋機能訓練で舌癖は改善し、咬合育成を行うことにより歯列が整いすべて歯が正しく噛むようになりました。もちろん、虫歯や歯周病はありません。

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